インテグラルカンファレンス2024 【ケンウィルバー】
2024/08/11
新著『Finding radical wholeness』について言及
ケンウィルバーは、今回の新著が最高の本である理由として、
Growing up:成長(発達)すること
Waking up:目覚める(悟る)こと
Cleaning up:浄化(シャドウワーク)すること
Opening uo:さまざまな能力領域(ライン)を開発すること
Showing up:現実世界に体現すること(四象限)
について非常によく網羅されていることを挙げています。
Growing up:成長(発達)すること
Waking up:目覚める(悟る)こと
Cleaning up:浄化(シャドウワーク)すること
Opening uo:さまざまな能力領域(ライン)を開発すること
Showing up:現実世界に体現すること(四象限)
について非常によく網羅されていることを挙げています。
大学教授のような知的エリートでさえ、発達すること(Growing up)と目覚めること(Waking up)の違いを知らず、世界のさまざまな文化戦争が意識の発達段階の違いからきていることを認識しておらず、さまざまな能力開発領域(Line)の存在があることを認識せずに、一つの領域の能力だけを開発しようとしてしまい、多様な能力開発(Opning up)をするという発想がなく、無意識の側面をシャドウワークするという(Cleaning up)を知らず、内面だけでなく、外面、また外面だけでなく内面の両方を豊かかにするという4象限における体現(Showing up)をするということを知らない。
それらを知り、実践しているインテグラルな人々に対して祝福をしている。
また、時々、インテグラルカンファレンスで話題になる、ティール段階が全人口の10%に到達することについては、まず、研究方法などにもよるが、ティール段階が6-8%くらいであるということを言及し、10%への到達が現実味を帯びてきていることを示唆していた。
人口の10%が最先端に達すると、最先端自体の価値観が文化に浸透する。
ターコイズ段階については、0.5%ということで、まだそれらが最先端に来るには時間がかかるだろうと見ている。
グリーン段階の社会における役割として、社会の差別、偏見、不平等、不公正などの問題を指摘すること、問題を発見することだと言われており、その解決に至るには、ティールの視点が必要と言われている。
ケンウィルバーは長生きをしたいとも述べ、それだけ人類の未来に対して明るい未来を見出し始めているようにも感じました。
インテグラルカンファレンスで、人類の人口の全体の何%がティールの意識なのだろうかという議論が時折なされるが、たとえば組織開発をする人たちにあたっても、実際のいまの自組織において、10%がティールの意識を持つということについて取り組もうとするのであれば、いまよりも、取り組みがやりやすいと感じる人もいるのではないだろうか?
実際の組織には、アンバーも、オレンジも、グリーンもいるかもしれないし、まだほとんどグリーンすらいない組織も多いだろう。いきなり組織をすべて変えようとするのではなく、インテグラルで議論されているように、10%(ないしは5%)のティールを5年または10年くらいのスパンで考えていくことによって、組織は大きな変容をしていくのではないだろうか?
もちろんひとりの人の中には、アンバーも、オレンジも、グリーンも存在するわけであるが、組織全体を「ティール組織」そのものに向かわせることよりも、自分の中のアンバーをオレンジに、オレンジをグリーンに、グリーンをティールに、という取り組み、実践をしていくことによって、それぞれの人たちの中にある不健全なアンバーを健全なアンバーに、不健全なオレンジを健全なオレンジに、不健全なグリーンを、健全なグリーンにシフトさせていくことができるかもしれません。
組織のマネジメントをしていく中で、自組織における構成員の何%がティールに移行しつつあるか、を考えてみることで、組織開発における新しい視点を取り入れることができるかもしれません。
※ただし、直線的な戦略思考のようなやりかたで、現状把握→戦略立案→実行→現状把握などのサイクルだけを回してもうまくいくものではないということはもちろんその通りです。
それらを知り、実践しているインテグラルな人々に対して祝福をしている。
また、時々、インテグラルカンファレンスで話題になる、ティール段階が全人口の10%に到達することについては、まず、研究方法などにもよるが、ティール段階が6-8%くらいであるということを言及し、10%への到達が現実味を帯びてきていることを示唆していた。
人口の10%が最先端に達すると、最先端自体の価値観が文化に浸透する。
ターコイズ段階については、0.5%ということで、まだそれらが最先端に来るには時間がかかるだろうと見ている。
グリーン段階の社会における役割として、社会の差別、偏見、不平等、不公正などの問題を指摘すること、問題を発見することだと言われており、その解決に至るには、ティールの視点が必要と言われている。
ケンウィルバーは長生きをしたいとも述べ、それだけ人類の未来に対して明るい未来を見出し始めているようにも感じました。
インテグラルカンファレンスで、人類の人口の全体の何%がティールの意識なのだろうかという議論が時折なされるが、たとえば組織開発をする人たちにあたっても、実際のいまの自組織において、10%がティールの意識を持つということについて取り組もうとするのであれば、いまよりも、取り組みがやりやすいと感じる人もいるのではないだろうか?
実際の組織には、アンバーも、オレンジも、グリーンもいるかもしれないし、まだほとんどグリーンすらいない組織も多いだろう。いきなり組織をすべて変えようとするのではなく、インテグラルで議論されているように、10%(ないしは5%)のティールを5年または10年くらいのスパンで考えていくことによって、組織は大きな変容をしていくのではないだろうか?
もちろんひとりの人の中には、アンバーも、オレンジも、グリーンも存在するわけであるが、組織全体を「ティール組織」そのものに向かわせることよりも、自分の中のアンバーをオレンジに、オレンジをグリーンに、グリーンをティールに、という取り組み、実践をしていくことによって、それぞれの人たちの中にある不健全なアンバーを健全なアンバーに、不健全なオレンジを健全なオレンジに、不健全なグリーンを、健全なグリーンにシフトさせていくことができるかもしれません。
組織のマネジメントをしていく中で、自組織における構成員の何%がティールに移行しつつあるか、を考えてみることで、組織開発における新しい視点を取り入れることができるかもしれません。
※ただし、直線的な戦略思考のようなやりかたで、現状把握→戦略立案→実行→現状把握などのサイクルだけを回してもうまくいくものではないということはもちろんその通りです。