今回は5年目の発達支援コースを2025年1月から開講するので、皆様にご案内申し上げます。

本コース開催前に、ＥＶＥＶイントロダクションを開催いたします。
興味をお持ちの方に多くご参加いただけますよう、2つのセッションに分け4日間ご用意いたしました。


各回テーマがあり、全てご参加、またテーマ別でご参加いただけます。
本コース前の入り口です。ぜひご参加お待ちしております。
※【発達支援コース2025】本コースをお申し込みの方は無料でご参加いただけます。

◆イントロダクション　セッション１

＜1日目テーマ＞10月10日（木）20:00-22:00
成人発達理論に対する批判をひもとく

成人発達理論にさまざまな批判があり、それらをみなさんと探究したいと思っています。
私たちがひとつの理論を学ぶときに、あまりにもその理論を絶対視することは、私たちの視野を狭くすることになってしまいます。
発達理論のアセスメントを学ぶコースにおいても、ひとつの文章に対して、どの発達段階から書かれた文章なのかについて、意見が幅広く分かれることがあります。
わたしたちは自分達の視野を広げるだけでなく、視界がくもらないように、他者の見方から、学ぶ姿勢が必要ですし、自分の見方のパターンや傾向についても自覚的になる必要があります。
ひとつのものごとに集中し、そこから学ぶ重要性と、ほかの意見に耳を傾けて、自分の偏った見方を修正できる柔軟性も必要です。
成人発達理論に対して自分をオープンにするだけではなく、それ以外の人たちの意見についてもオープンになり、そこからまたあらためて自分達のレンズを磨いていきましょう。



＜2日目テーマ＞10月31日（木）20:00-22:00
建設的なシャドウと破壊的なシャドウ
～投影の神経学的メカニズム～

最近は「ハラスメント」が毎日のようにニュースで問題視され、世間でも騒がれるテーマになっていると思います。
「ハラスメント」は周りが不快と感じるような言動に対する警告として、さまざまな人への配慮が必要だという認識から、これからも当面、人々の話題にされるトピックになるでしょう。
一方で、そのハラスメントがなぜどのように繰り返されてしまうのか？という一歩踏み込んだ議論というのはされない傾向があります。
ひとつは、一般的に「シャドウ」ということが問題の背後に存在しているという共通の認識がないためです。

私たちは、常にシャドウワークする素材がありますが、それに気づくには、シャドウについての理解と、それらが私たちにとっての発達的な課題だと認識していく必要があります。
他人や社会の批判を適切にするためには、シャドウや、無意識のダイナミクスがどのように働いているかを認識し、その人のモラルや精神性と一言で片付けるだけでは問題の本質を捉えらきれないことを認識する必要があります。
その人個人の精神的な問題、が本当だと思い込んでいれば、それ以上の解決策はなくなってしまいます。
わたしたちは、さらに踏み込んで問題について深めていきたいです。




◆イントロダクション　セッション2

＜1日目テーマ＞11月14日（木）20:00-22:00
発達段階とコミュニケーション

わたしたちは発達していくと、コミュニケーションはどのように変わるのでしょうか？
何が、どのように、よくなるのでしょうか？
そのよくなる、という基準が発達段階によってどのように変わるのでしょうか？
または、そもそも、よいとかわるいとかということじたいが悪いと考えていることはよいことなのでしょうか？
私たちはコミュニケーションにおいて、どのような前提を持っているのでしょうか？
そもそもコミュニケーションとは、何のことを意味しているのでしょうか？
辞書の意味以外に、コミュニケーションとはどんな意味があるのでしょうか？
これらをみなさんと考えたいです。



＜2日目テーマ＞12月5日（木）20:00-22:00
発達段階体験エクササイズ

インテグラルカンファレンスにおいて、テリーオファロンさんがそれぞれの段階を体験してもらうワークショップを開催されていました。
そのような切り口を応用して、参加者の皆さんと、発達段階体験エクササイズをやっていきたいと思います。
過去にも、EVEVでは発達段階ごとのロープレイを通じて、各段階に対する支援についてなどを皆さんと探究してきました。
今年は、まずそれぞれの発達段階を自らに統合していくためにも、ロープレイの体験を深めたいと思います。
また、皆さんの活躍されているフィールドでも、発達段階の体験エクササイズをファシリテーションできるようになってもらえたらと思っています。
発達理論をご存じない方に、どのようにガイドしていくか、そこで起こる偏見や誤解にどう対応するかなども深めたいと思っています。
さまざまな背景をお持ちの方に、ぜひご参加いただき、カスタマイズし、皆さんのフィールドで発達理論による誤解やミスコミュニケーションという課題と向き合っていきたいと思います。




≪参加費≫
・各セッション：5,500円
申込締切：　10月　3日まで

各セッションでは、ご紹介するテーマが異なりますので、全て参加できる方はぜひご参加ください。
どちらかのみにご参加いただくことも可能です。
皆様とご一緒できるのを楽しみにしています。

※イントロダクションは、アーカイブ動画あり
※本コースにお申込みいただいた方は費用を無料とさせていただきます。

★発達支援コース2025イントロお申込みはこちらから
 

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★本コース【発達支援コース2025開催】
開始時間：19:30～21：30
開催日程：隔週木曜日開催予定

2024年12月19日（木）＜入門①＞ 20:00～22：00
2024年12月26日（木）＜入門②＞ 20:00～22：00
 

発達支援コース2025

【メインテーマ】

Showing up Showing down

ということで、あらゆる発達段階を統合し、体現することを実践します。

 

①発達段階体験エクササイズ

さまざまな発達段階のロールプレイをし、各段階の支援について探求します。

ロールプレイによって、さまざまな段階を自己の中にもあることを認識し、統合します。

これらのエクササイズを場合によって、自己の組織などに用いれるようにもしたいです。

 

②IPPの練習会（月1回ペース）

IPPはSTAGESモデルに対応した、各発達段階の極性を実践するワークです。

また、スティルポイントからのワークはMetaware層の意識状態を体験することができます。

毎月1回、発達支援コースとは別に実践会をおこなっていき、Metawareの意識状態を皆さんと共有していきます。こちらの参加費は、発達支援コース2025に含まれています。

 

③発達支援コース2025で取り扱いたいテーマ

１）発達段階とコミュニケーション

わたしたちは話をする時、内容への関心に意識を向きすぎる傾向があります。

またコミュニケーションスタイルは、パーソナリティやタイプ論のようなもので学ぶものもありますが、それだけでなく、発達段階によっても大きく変わります。

私たちがそれぞれの段階を統合するためには、それぞれの発達段階の人に対して、受け入れやすいようなコミュニケーションを取る必要があります。

これらについても理解を深めていきたいと思います。

 

２）発達段階と身体性

発達段階ごとの振る舞い、関係性、エネルギー、意識の特徴ということについて、見ていきたい。長年、テリーオファロンとともにワークをしてきたヴェニータさんから今年の前半、トレーニングを受けてきたので、彼女のワークや見解から、発達段階と身体性の関係性について皆さんと探求したいと思います。

 

３）各段階のトランジション

各発達段階の移行のためには、トランジションを知ることが役に立ちます。

それぞれの発達段階にとってのストレッチになる活動は何か？

また、それぞれ参加者の皆さんや、皆さんが支援されている人のトランジションはどのようにおこってきたのかを探求しましょう。

 

４）各段階のチャレンジ

それぞれの段階では、どのようなチャレンジがあるのでしょうか？

どこで息詰まるでしょうか？

どんな壁にぶち当たるかは、発達段階によって異なりますが、本人はそのことに気づいていないことのほうが多いです。

どんなチャレンジが発達段階ごとにあるかを知ることによって、わたしたちは支援についてもより効果的に関わることができるでしょう。

 

５）シャドウワークと退行現象

METAWAREの段階においても、やり残してしまうシャドウ問題というのは存在します。

それらについて理解することによって、いまから取り組むべきシャドウワークも探求していきましょう。

退行現象についてもより深く探求しましょう。

 

６）METAWARE層

2024では、主に、5.0,5.5についての解説も含めていきましたが、2025では、6.0,6.5についてもより深く触れていき、場合によっては7.0についても触れたいと思います。

非二元（Non-Dual）についても、4つのNon-Dualがあり、5.5から6.0へとシフトするための３番目のNon-dual以降についても、ご紹介したいと思います。

また、多くの人にとって、プレゼンスやアチュンメントは頭で理解したものの実践を積みたいものだと思うので、今年のコースで、よりこれらの実践を積んでいただきたいと思います。

料金：
　
■通常
　一括（12ヶ月）　240,000円（税込）
　一ヶ月　24,000円（税込）

≪詳細≫
　・すべて録画あり
　・全30回（内イントロダクション4回、入門2回）
日本ではまだ紹介されていないアプローチや観点を提供します。
成人発達理論をベースにした対人支援や組織開発を探究する
対象：コーチ、セラピスト、コンサルタント、人材開発、組織開発、研修講師など対人支援に関わる方

★本コース【発達支援コース2025】お申込みはこちらから

発達支援コース2025　上半期予定（1－12回）
1月9日、30日
2月13日、27日
3月13日、20日
4月10日、24日
5月8日、22日
6月5日、19日


 

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≪ファシリテータープロフィール≫
榎吉　郁夫（Eno）
都内14店舗を展開するゴルフスタジオ「EverydayGolf」創業し、現在、代表取締役。
日本初のマークフォーマン博士のインテグラルセラピストアドバンスコース認定、バリージョンソン博士のポラリティパートナーシップ認定。
テリーオファロンのSTAGES認定ディブリーファー。
日本でまだ紹介されていないインテグラル理論や成人発達理論のワークショップを開催するため、EverydayEvolutionを創業。

ＥＶＥＶホームページ↓
https://www.evev.jp/